『主よ、永遠の休息を』 誉田哲也 男は過ちを繰り返し 女は十字架を背負いきれない
キャップに最後の言葉を言わせたいがための物語ではないだろうか。
それはそれでいいと思う。あの結末でしか出てこない言葉だからあの結末になるのも仕方がない。
そして、なぜ大人の男がもっとリアルに解決に向けて動かなかったのか。
助かる命があるのではないか。助けていい命があるのではないか。
そこにしか休息はないのか。
二度同じ過ちをしてしまったのではないか。
小説だから仕方ないね。とは言いたくなかったのですみません。
「主よ、永遠の休息を/誉田 哲也」の書評|本好きな古本屋が読んだ本趣味と実益が一致してますね。
2016/04/08 12:51