『聖なる怠け者の冒険』 森見登美彦 困っているならば我が輩の手を摑むがいい。 困っている人を助けることが我が輩の仕事ではなかったか?(泣ける)

森見ワールド炸裂。炸裂しすぎてファン以外は読まないレベル
当然のごとく場所は京都。主人公はなんかの研究所の新人。そしてたぶん京大卒。
聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)


冒険の物語なのにはらはらドキドキ丁々発止手に汗握る展開などない。期待してはいけない。
だが、どうでも良いような出来事が次から次へと始まって終わっていく。

そして表題の言葉を聞く時、我輩は涙するのであった。
嗚呼四畳半の刻