『迷宮』中村文則 心が病む。心って本当に病むのだろうか。そう思いたいだけなのではないのか。それは心が病んでいるのか。

迷宮 (新潮文庫)
自分を客観的に見ることって大事なようだけど無駄なんじゃないかって思う。
その見てるヒトって誰?
自分を見てる自分なんて不自然すぎる。

その不自然にはまっちゃダメなんだ。

でも、はまりたくなるヒトや、はめ込もうとするヤツがいる。

そんなことを無視したときに闇のようでも出口があることがわかるんじゃないかな。
その出口に光が射すかどうかは別の話。


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中村文則には、なんだかんだ言って希望を感じるんだよね。パンドラの匣のように。