『密室殺人ゲーム2.0』歌野晶午 「自分が一番。」とまでは思わなくても「いけてるんじゃない?」 って思ってるヤツが多すぎる。

『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』の続編です。
『王手』の続きが展開するかと思って読み始めたら、?「挿入話?」「後日譚?」まいっか。という感じで読み始めることになると思います。
でもなんか違和感が…
密室殺人ゲーム2.0 (講談社文庫)





すぐに言い訳(説明)が入るわけで、その設定で話は進みます。そう言うことねってこと。


人が死にすぎます…
元気なときじゃないと読みきれません。

それでも、これがモバイルがまだまだ難アリの時代に草案が出来ていたってことにビックリですね。
そう、今なら普通にトリックで使えるけど、あの頃じゃ無理じゃないかな。その時を数年間も待って出すってすごいですね。先に書ける奴はいないという自信がないと不安ですからね。

でも、人が死にすぎ。
もっとたくさん死ぬ小説はあるけど、理不尽すぎるからなぁ。

kind-of-four.hateblo.jp


ただ、作中の説明に「そう言うことね」とは言ったものの、やはり違和感があります。第三部でアイツが復活するかも(ナゾ)と思いつつ、ちょっと元気が出るまでおあずけです。