『残り全部バケーション』 伊坂幸太郎 正義ってなんだ。またひとり裏のヒーローを見つけた

残り全部バケーション (集英社文庫)
いきなり離婚、別居の家族の話。そしてチンピラ以上やくざ以下のアタリ屋の話。
ここんところディープでダークなのが多かったから、今度もか??こんなおいしそうな装丁なのに??
と思ったが、そこは伊坂幸太郎

細かいことに興味のない二人の男。一人に嵌められてもう一人は行方不明になる。
最後の最後まで『無事でいてくれ』と思える男と、信じられないほど適当な男の適当過ぎる行動が一気読みさせる。

残り全部バケーション(伊坂幸太郎) 日常に少しの不思議を詰め込んだ小説[レビュー] - 本を読むこと-読書から何かを学ぶためのブログ-

甘いもの好きな奴に悪いやつはいない。それは嘘。

2016/04/03 13:33

読み終わってからも心配事が増えてしまうよ。