自分の好きな本を薦めるということ

煌夜祭』が返って来ない…とか、
『グッバイヒーロー』どこ行った…とか、
書いたんですけど。

やっと戻ってきました。

以前、かなり以前ですけど、読み終わった『刑事のまなざし』が今一つだったので、一緒に居た人にさしあげたのがきっかけです。
まぁ、面白くない物をあげるなよ。とも言えますが、ドラマに興味があったということだったので…、

しばらくして『面白かったです』『僕も本読むことにします』ということだったので、
『何読むの?』
『何読めばいいですかね』
『いろいろ読んでみれば?』
『お金ないし色々は買えないです』
『わたしの本貸そうか?』
『お願いします』
みたいなことからお薦め本を貸しました。


それも、いっぺんに17冊も。
好みが違うだろうから色々読んでみてね、っていう意味なんですけど。

なかなか読み切れなかったのが現実のようです。
『これとかが面白かったです』のコメントが無かったですから…残念。

自分の好きな本を薦めるって、感性の押し付けになるなぁって反省をしている次第です。

まぁ、ここは自分の感性だけで成り立ってるブログですから、好きなようにお薦めさせてもらいますけどね。
ということで、その時にお薦めした本をご紹介。

まずは刑事物かな?ということで『第三の時効』と『動機』
第三の時効 (集英社文庫) 動機 (文春文庫)
言わずもがなの横山秀夫の名作です。

叙述トリックは『天啓の殺意』と『三幕の殺意』
天啓の殺意 (創元推理文庫) 三幕の殺意 (創元推理文庫)
中町信の『散歩する死者』を改題したものと『湖畔に死す』を改稿改題したものですね。遺作でもあります。

そして誉田哲也の『ヒトリシズカ
ヒトリシズカ (双葉文庫)
どうしてそうなった。としか言いようがないです。闇は。

刑事物にどっぷりつかったところで貫井徳郎の『灰色の虹』を読むのは面白いかな?
灰色の虹 (新潮文庫)
こんな警察、検察の闇があり得るから怖いんですよね。

犯罪がらみで『告白』
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
映画も大ヒットしたので知らない人はいない湊かなえの最高傑作。
でも、『花の鎖』も一緒に。
花の鎖 (文春文庫)
湊かなえの全部が全部素晴らしいってわけじゃないからね。叙述トリックは苦手なのでしょう。


ここまでで8冊か。
ボリュームあるなぁ。
紹介ブログも書いてないので、装丁だけの羅列になってしまいました。。紹介ブログアップしたら連携させますね。


残りの9冊はまた明日。