読み返し

間違ってしまうこともある 『ルパンの消息』横山秀夫 読み返し

読み返し横山秀夫を三連チャンで紹介しようと思って『ルパンの消息』をペラペラと読み返した。面白い。 人物が一人づつ生きてる。 ちゃんと全部読みたくなる。 おや?読みかけの本が進まないから「紹介」と称してブログにアップしてるけど、新しい本読んでコ…

『臨場』横山秀夫 読み返し

八つの短編の連作です。 これも「刑事」の謎解きではないかたちの人間ドラマです。まぁ、犯人探しはするんですけどね。 テレビドラマではどうしてもヒロインを入れたくなるのでしょう小坂留美(松下由樹)が部下として出てきていますね。さらに松下由樹の年齢…

『64』横山秀夫 読み返し

この長編を一気読みできてしまうって横山秀夫のすごさだよね。 読んでも読んでも謎を残して、でもご都合主義には終わらせない。ドラマ化されたと思ったら今度は映画化。 佐藤浩市は好きだから見に行ってもいいかも。その前にドラマも見ておこうかな。(こちら…

『MOMENT』 本多孝好 読み返し

元日に書いた通り古い本の山から見つけた『MOMENT』を読み終わった。2005年の初版本ですね。10年ぶりに読んだことになります。 装丁も変わっています。手元にあるのはもう少し雲の多い空に蝶が舞っている物です。 この企画の画像の右側のままが装丁…

『ポテチ』伊坂幸太郎 読み返し

短編の表題作でもないのが映画化されるのはなかなか無さそうですよね。と思ったらそうでもないです。 『ポテチ』は原作もいいけど映画では岳くんがいい感じでしたね。あの「えっ」っていう感じ。いつも通りだけど上手い。 岳くんは伊坂幸太郎の映画にはたく…

『プラ・バロック』結城充考 読み返し

ドラマ化のされている最中にその事を気が付かなかった理由はふたつですね。 ひとつめは題名が違っていたこと。 ふたつめは俳優が好きではなかったこと。刑事ドラマは好きです。題名も気になっていました。この小説の主人公と同じだったから。「女刑事でクロ…