探偵物

『北天の馬たち』 貫井徳郎

『ドミノ倒し』と一緒に買ってきて先に向こうを読んだでしょ。それで、続けて「探偵もの」だからテンション下がっちゃいました。 でもきっと…と思いながら読み終わりました。何で長編にしちゃったんでしょう。もう少しエピソードを分けないと2年間の深まり…

『ドミノ倒し』 貫井徳郎

題名から想像するような、倒れ始めたら止まらない!連続殺人を止められるのか‼というスリリングな物語、ではなく。 すべてピースを倒されないように並べていく精密な物語 、でもなく。 どたばた劇でした。悲劇でも喜劇でもない。何でこんな題名にしたのでしょ…

『密室殺人ゲーム2.0』歌野晶午 「自分が一番。」とまでは思わなくても「いけてるんじゃない?」 って思ってるヤツが多すぎる。

『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』の続編です。 『王手』の続きが展開するかと思って読み始めたら、?「挿入話?」「後日譚?」まいっか。という感じで読み始めることになると思います。 でもなんか違和感が… すぐに言い訳(説明)が入るわけで、その設定で話は…

『密室殺人ゲーム王手飛車取り』歌野晶午 中日ファンという理由だけで殺されてしまうことが有るなんて

3部作なの?? To Be Continued 密室殺人ゲームシリーズが3冊なのは知っていたけど、連作長編小説だとは思わなかった。 続きを読みたくはなるけど、確かかなり厚かったぞ。5人だけのネットコミュニティの『遊び』は探偵ゲーム。 殺した犯人を捜すのではな…

『あなたが愛した記憶』誉田哲也 愛する男の為に命を懸ける女。愛する男の為に他の男に身をゆだねる女。

そうです、二冊買ってしまったのはこの本です。 誉田氏のサスペンスというかミステリーというかホラーというかそういうところが好きなのでそれだけでも買いたく(読みたく?)なったのですが、題名と帯に書かれた内容のギャップにも惹かれました。だって、『あ…

『桜葉の季節に君を想うということ』歌野晶午 とは

歌野晶午の『桜葉の季節に君を想うということ』の紹介 2004年のミステリーの賞を取りつくした感じのこの本は題名からして目を引くが、読み返しのきかない叙述トリックの為か賛否両論だった。 取った賞は第57回日本推理作家協会賞受賞 第4回本格ミステリ…