恋愛物
本屋さんに平積みになっていて、『書店員が選んだもう一度読みたい恋愛文庫第1位』っていう帯に興味を持ってみました。 もう一度読みたいってことがメインなのか、恋愛小説ってことがメインなのか…とか難しいことを考えたわけじゃないんだけど、兎に角そん…
「MOMENT」を再読して、「WILL」「MEMORY」とシリーズを一気読みしてしまいました。 3冊読んでの感想は「こんなバランスが丁度良いのかもしれないな」でした。 もうちょっと仕事人を読みたかったし、7年後の神田の事も知りたかった。でも、これでも十分だ…
すぐに本屋に行って本多孝好を買ってきました。 『MOMENT』から7年後の森野が主役の連作短編です。 4ページしかないプロローグで泣いてしまいました。 森野の両親への想いを「森野葬儀店」に来る人たちの想いと共に少しずつ読み解いていく感じかな。 当然文…
昨年中に読み終わってますが書かず仕舞いでした。 AとBの二つの短編の連作と言うかカップリングのような小説。虚構と現実の境界線が分からなくなるような仕掛けでBにつなげていく仕掛けになってますが、はっきり言って蛇足でしょう。2010年のブック・オブ・…
歌野晶午の『桜葉の季節に君を想うということ』の紹介 2004年のミステリーの賞を取りつくした感じのこの本は題名からして目を引くが、読み返しのきかない叙述トリックの為か賛否両論だった。 取った賞は第57回日本推理作家協会賞受賞 第4回本格ミステリ…